エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.745
2019.06.15 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
「WaterRam RGB」の概要を把握したところで、パッケージから製品を取り出し、製品本体を細かくチェックしていこう。検証で使用するのは4枚1組のクアッドチャネルキット「WaterRam RGB Liquid Cooling Memory DDR4 3200MHz 32GB(8GB×4)」。まずはメモリモジュールをくまなく見ていく。
アルミニウム製ヒートスプレッダが装着された4枚のメモリモジュール。これだけでも冷却効果が期待できそうな外観が特徴で、モジュール1枚当たり2枚の2mm厚アルミニウム製ヒートスプレッダ(ヒートシンク)が使用されている。
さらにメモリとヒートスプレッダ間には、2種類のサーマルパッドを装着。特に発熱が懸念されるDRAM(Hynix Cダイ)との間には密着率の高いソフトタイプの素材が使用され、熱伝導率を高めることでより効果的な冷却性能が発揮できる。
確実な密着率を得るためにヒートスプレッダはネジで固定されている |
2mm厚ブラック色のヒートスプレッダは表裏同一デザイン |
ヒートスプレッダ表面にはThermaltakeのロゴがプリントされている |
ヒートスプレッダ装着前のメモリモジュール本体(OD48G32S816-THC)。10層PCBに選別品のHynix Cダイ(1G832C19W03)を8枚搭載。チップの刻印は「TT」(Thermaltakeのロゴ)だった |
2mm厚のヒートスプレッダを2枚貼り合わせて装着。ネジは3箇所で固定する |