エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.746
2019.06.19 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
「V750 GOLD」の外形寸法は、シリーズの他モデルと共通でW150×D160×H86mm。135mmの大口径ファンを搭載していることから、その仕様を反映して、奥行きはやや長めになっている。サイドウォールは凹凸を設けた特徴的なデザインを採用。シンプルな“黒いの箱”になりがちな電源ユニットにあって、見た目にもこだわった。なお、ハニカムメッシュの背面には、セミファンレス機能のON/OFFを切り替えられる「ハイブリッドスイッチ」を備えている。
「V750 GOLD」を外観からチェックしていく。まず目につくのは、凹凸のあるサイドウォールのデザインだろう |
外形寸法はW150×D160×H86mm。“凹凸面”の反対側には、出力表がレーザーで刻印されている |
135mm口径のFDBファンを搭載。セミファンレスと常時回転を選ぶことができる |
フラットかつ装飾のない、シンプルな底面。ケースに隠れてしまうことが多い面であることから、あえてこのデザインになっている |
ハニカムメッシュ仕様の背面部。AC電源口とロッカースイッチ、さらにセミファンレスをON/OFFする「ハイブリッドスイッチ」が配置されている |
ケース内部にて、モジュラーケーブルが接続されるコネクタ。それぞれコネクタ形状が異なるため、ヒューマンエラーによる挿し間違えは発生しない |
必要なケーブルだけを接続し、スッキリした配線環境を作り出せるフルモジュラー仕様になっている |
「V Gold」シリーズのケーブルは、すべてを着脱式としたフルモジュラー仕様だ。いずれも容易な取り回しを可能にするフラットリボンケーブルを採用、PCI-Expressには一般的な80PLUS GOLD製品を上回る高導電性の16AWGケーブルを用いた。
なお、750Wモデル「V750 GOLD」のコネクタは、ATX 24pin×1、EPS 8pin×1、EPS 4+4pin×1、PCI-Express(6+2pin)×4、SATA×12、4pinペリフェラル×4という構成。2系統のCPU補助電源と、マルチGPUをサポートするPCI-Express補助電源を備え、ウルトラハイエンド環境に対応する。
24pinのATX電源ケーブル。全長は65cm | CPU補助電源は、EPS 8pinとEPS 4+4pinの2本で、全長は同じく65cm |
通常より太く、導電性に優れる16AWGケーブルを使用したPCI-Express(6+2pin)補助電源。ケーブル2本で合計4コネクタを備え、全長はそれぞれ約67cm | SATA電源ケーブルは、全長約86cmに4コネクタを実装。ケーブル3本で合計12コネクタを備える |
4pinペリフェラル電源は、全長約86cmのケーブルが1本。4つのコネクタを備えている | 4pinペリフェラルから変換して使用するFDD電源ケーブル |
ユニット自体の奥行きは16cmだが、モジュラーケーブルを考慮すれば20cmほどの余裕が必要になる |
こちらは付属品の面ファスナータイプのタイラップ | 結束バンドも複数同梱されていた |
アース線付きの主電源ケーブル | ユニット本体をケースに固定するネジは4本が付属する |