エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.747
2019.06.22 更新
文:pepe
ここからは、パッケージから取り出したディスプレイを組み立てていこう。開封した状態では、ディスプレイ本体とアーム、スタンドに分割されており、本体背面にアームをネジで固定する必要がある。ここはドライバーが必要だが、それほど難しい作業ではない。なお、このアーム取り付け部分は国際標準規格のVESAに準拠、100×100mm(VESA100)のネジ穴を備えている。そしてアームを固定したら、あとはアーム底面にスタンドを差し込み、手回しネジを締めて完成だ。
液晶ディスプレイを使用するには、まず組み立てから。マニュアル不要の簡単作業で完成する |
本体背面にアームを固定する。取り付け部分はVESA規格(VESA100)に準拠した形状だ |
アーム固定前にインターフェイスをチェック。HDMI 2.0×2、DisplayPort 1.2×1、USB 2.0 Type-B×1、USB 2.0 Type-A×2、3.5mmオーディオ出力×1を備えている |
アームはドライバーを使用してネジ止め。ツメを差し込み、2箇所をネジ止めして固定する |
最後はスタンドにアームを差し込み、手回しネジで固定する。組み立ては3分もあれば完了するハズだ |
組み立てが完了したところで、外観をチェックしていく。いかにもゲーミング液晶といった、スタイリッシュなデザインだ |
アームとスタンドのデザインも相まって、スタイリッシュな印象を与える「MAG271CQR」。まず最大の特徴でもある曲面ディスプレイを確認しよう。パネル曲率の1,800Rは半径1,800mmを意味しているため、この値が小さいほどディスプレイは湾曲し、値が大きいほど平面に近くなる。正面から見ると平面ディスプレイと変わらない気がするが、斜めから見ればその湾曲具合は一目瞭然だ。また、ベゼルはいわゆる“三辺狭額縁”仕様になっている。
曲率1,800Rの曲面パネルを採用。横長ワイドのアスペクト比でも、両端と目の距離が近くなる恩恵がある |
斜めに走るデザインとMSIロゴが目を引くディスプレイ背面。 |
背面から向かって左側下部にOSD制御用のスイッチ、右側下部にはケンジントンロックを備えている |
側面に備える、収納式の「ヘッドセットハンガー」。つい液晶に引っ掛けてしまうこともあるヘッドセットだが、ハンガーを使えば液晶を傷つけず、置き場所に困ることもない |
配線をスッキリまとめることができる、ケーブルマネジメント用のホール |
前後角度と高さ調節が可能なスタンドの可動域を確認する。横長曲面モデルのため、ピボットやスイベルといった機能はない |
前後の画面角度を調整する+20°~-5°のチルト |
上下の高さは130mm幅で調節できる |