ひたすらベンチマークテスト
2019.07.01 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部
新たに立ち上げられた、GALAKURO GAMINGブランドのNVIDIA GeForce RTX 2080 Ti搭載グラフィックスカード。NVIDIA Turing GPUアーキテクチャと革新的なNVIDIA RTXプラットフォームを搭載した、ハイエンドモデルだ。
トピックは、VGAクーラーには特殊デザイン採用ファンブレードを備えた、3基の冷却ファンの実装だろう。大型受熱ベースを備え、6本のヒートパイプは3つのブロックに分かれたアルミニウム製ヒートシンクに貫通。マットブラックのアルミニウム製バックプレートを備え、RGB LEDイルミネーションのライティングも楽しめる。
さらにオーバークロック&モニタリングツール「Xtreme Tuner」に対応。冷却ファン回転数やクロック設定、さらにBIOSの回復といった操作ができる。早速ベンチマークテストでパフォーマンスをチェックしてみよう。
GG-RTX2080Ti-E11GB/TP(2019年7月発売) https://www.kuroutoshikou.com/gaming/product/graphics_bord/nvidia/gg-rtx2080ti-e11gb_tp/ |
「Time Spy」でもWQHD、それ以外はいずれもフルHDでのテストだが、Turingアーキテクチャのコンシューマ向け最上位GPU(エンスージアスト向け「TITAN RTX」は除く)を採用する「GG-RTX2080Ti-E11GB/TP」には、正直負荷が軽すぎる。特に実際のゲームベンチマークでは、「レインボーシックスシージ」が約330fps、「ファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズ」では約20,000ポイントといずれもスコアが飽和している。
「GG-RTX2080Ti-E11GB/TP」の性能を活かすためには、使用する液晶ディスプレイの選択も非常に重要になる。最低でもWQHDクラスの高リフレッシュレート液晶を、可能であれば4Kやマルチディスプレイによる超高解像度な環境を用意したいところだ。
協力:玄人志向