COMPUTEX開幕1週間前の台湾オフィスに潜入
2019.07.02 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
台北市内湖区。周辺には台湾を代表する通信会社やTV局、外資系企業が多くある、典型的なビジネス街にThermaltake本社がある。ちょうど台北松山空港の北側に位置し、目の前には豊富な水量を誇る基隆河が流れ、空港の奥には台北市内を一望する事ができる。
Thermaltake本社は、11階建てビルの5・6・7階の3フロア構成。ビル内にはFOXやNational Geographic、ATP Electronicsといった著名な企業が入居している。
Thermaltake本社が入るビル。入口には見慣れたロゴが掲げられていた |
オフィスの窓からは、台北松山空港を離着陸する航空機を眺めることができる。なお中央に見えるひと際高いビルは高さ台北のシンボル「台北101」(高さ509.2m) |
ここからはThermaltake本社内部に潜入。随所に撮影制限があるものの、担当者の了解を得た上で興味深い内部の様子をご紹介しよう。ちなみに取材班が訪れたのは、COMPUTEXの開幕を1週間後に控えた5月中旬。スタッフ達はみな一様に慌ただしく、急ピッチで大詰めの準備が進められていた。
社内を案内してくれたのは、東アジアリージョン第4営業部で日本セールス&マーケティング担当マネージャーを務める江崎英樹氏。普段は7階のマーケティング部門で業務を行う |
ここでフロア構成を簡単に説明しよう。現在勤務するスタッフは約120名。受付のある5階は、開発や検査部門、ショールーム。6階はグローバルセールスやプロダクトマーケティング、サポートの各部門に加え撮影ルームなども完備されている。そして7階は各国のマーケティングやソフトウェア開発、デザインの各部門で、総務や財務といった部門もこのフロアだ。