エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.750
2019.07.04 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
魅せるPCにおける効果的なドレスアップ方法として、近ごろの人気はグラフィックスカードの垂直マウントだろう。「Define R6 USB-C」の拡張スロットは、水平方向に7段、垂直方向に2段が用意されている。そこで後者の2段を使い、グラフィックスカードを魅せるスタイルに変更してみよう。
従来型グラフィックスカード水平マウントから、垂直マウントにスタイルを変えてみよう |
Flex VRC-25(型番:FD-ACC-FLEX-VRC-25-BK) 市場想定売価税抜6,480円(2018年7月20日発売) 製品情報(Fractal Design / 株式会社アスク) |
ここで必要になるのがオプションのライザーケーブル「Flex VRC-25」(型番:FD-ACC-FLEX-VRC-25-BK)だ。市場想定売価は税抜で6,480円と決して安くはないが、特許取得のシールドされたオーバーラップケーブル構造を採用。PCI-Express3.0をフルサポートし、伝送速度と安定性の高さがアピールされている。
また210mmのヘビーゲージリボンケーブルは、耐久性と柔軟性が特徴。Fractal Designのロゴをあしらい、両面配線により従来のライザーケーブルに比べ3倍の電力供給が可能とされる。
「Define R6」向けに設計されているとあって、スロット基板部分はボトムカバー(シュラウド)のネジ穴を利用し、スタンドオフで固定。重量級グラフィックスカードを拡張スロットだけでなく、下支えする安定姿勢での設置を可能にしている |
垂直マウントで固定されたグラフィックスカード。台座(スタンドオフ)の上に固定された基板とスロットにより、歪みのない美しい姿勢で設置ができる。ただし「Define R6 SSD Bracket Kit – Type A」1基とトレードオフ。これはやむを得ない |