強化ガラス製サイドパネルで魅せる化を完成させる

グラフィックスカードの垂直マウントが完成すれば、魅せる化の仕上げに強化ガラス製サイドパネルが必須だろう。

左サイドパネルに標準で強化ガラスが採用されているのは「Define R6 USB-C TG」シリーズであり、今回ベースに選んだ「Define R6 USB-C」（型番：FD-CA-DEF-R6C-BK）は、ソリッドパネルモデル。将来的にLEDイルミネーションによるドレスアップや、DIY水冷の導入へのシフトなど、性格を変えたいというニーズはあるだろう。そこで用意されているのがDefine R6 TGサイドパネル ブラック（型番：FD-ACC-WND-DEF-R6-BK-TGL）だ。

Define R6 TGサイドパネル ブラック（型番：FD-ACC-WND-DEF-R6-BK-TGL） 市場想定売価税抜5,980円前後（2018年11月23日発売） 製品情報（Fractal Design / 株式会社アスク）

筐体カラーに合わせ、ガンメタル（型番：FD-ACC-WND-DEF-R6-GY-TGL）、ホワイト（型番：FD-ACC-WND-DEF-R6-WT-TGC）も用意されるオプション品で、昨年11月より国内販売がスタート。換装すれば、無印の「Define R6 USB-C」が「TG」シリーズになるというワケだ。

せっかくのグラフィックスカード垂直マウントだけに、やはり左サイドパネルには強化ガラスが必須。ライザーケーブルと合わせて出費はかさむものの、劇的に姿を変えることができる

2019年6月28日から新色ダークパネルブラックフレーム（型番：FD-ACC-WND-DEF-R6-BK-TGD）もラインナップに加わり、全4色から選択できるようになった

総評：正統派アップグレードのススメ

今回の行ったアップグレードは、敢えてLEDイルミネーションに頼らない、いわば“正統派のアップグレード”をテーマに据えた。

出荷状態でも十分魅力的な「Define R6」シリーズ。一方で多彩なオプションパーツの用意は、”腰を据えて使い続けて欲しい”というFractal Designのメッセージでもある。

将来的な拡張に備えたドライブベイや、魅せる化のリクエストに応える強化ガラス製サイドパネルは、多くのR6ユーザーが買い求めているという。「全て標準装備にすべき」という声も聞こえてきそうだが、不要なものまで購入させないという考えがあるのだろう。

「長く使えるPCケース」とはよく言うものの、移り気な僕らは、そう長続きしない。しかし「Define R6 USB-C」に限っては、それがピッタリ当てはまるように思う。さあ、アップグレードを計画しよう。

協力：Fractal Design
株式会社アスク