エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.752
2019.07.07 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
「Radeon RX 5700」(上)と「Radeon RX 5700 XT」(下)。クーラーカバーの形状は異なるものの、2スロット占有の外排気クーラーを搭載する |
ここからは、編集部に届けられた評価サンプルをパッケージから取り出し、外観からチェックしていこう。「Radeon RX 5700 XT」では中央にくぼみのある湾曲デザイン、「Radeon RX 5700」では角型デザインと、カバー形状に違いはあるものの、いずれもブロワーファンを採用する外排気クーラーを搭載する。なおカード長はリファレンスモデルでは標準的な実測267mm、厚さも2スロットのため、一般的なミドルタワーだけでなく、ミニタワーやMini-ITX専用のコンパクトモデルなど、多くのPCケースで使用できるはずだ。
「Radeon RX 5700 XT」のリファレンスモデル。重量は実測1,106gで、手に持った印象はズシリと重い。拡張スロットがメタル補強されていない場合は、サポーターを用意したほうがいいだろう |
4本のネジでVGAクーラーを固定するリテンションとコア部分を除き、裏面はほぼ全面がバックプレートで保護されている |
リファレンスクーラーは2スロットに収まるようデザインされている。カード長も268mmとこのクラスの製品としては標準的 |
出力インターフェイスはDisplayPort×3、HDMI×1の4系統。また上部にはスリットが設けられ、暖気を効率的に排出できる |
「Radeon RX 5700」のリファレンスモデル。バックプレートがないため、重量は実測1,027gと「Radeon RX 5700 XT」より若干軽くなっている |
補助電源コネクタは「Radeon RX 5700 XT」と同じ8+6pinで、カード長は実測267mm |
「Radeon RX 5700 XT」のアルミニウムカバーは、サンドブラッシュ仕上げの角型デザインを採用 |
パッケージサイズは「Radeon RX 5700 XT」(右)が実測320×80×150mm、「Radeon RX 5700」(左)が実測330×75×163mm |
「Radeon RX 5700 XT」のパッケージは珍しい縦に開くタイプ。周囲は分厚いスポンジで保護されており、多少の衝撃ならビクともしない |