エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.752
2019.07.07 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
まずは、3Dベンチマークソフトの定番「3DMark」から、DirectX 12対応テスト「Time Spy」のスコアを確認していこう。プリセットはWQHD(2,560×1,440ドット)解像度の「Time Spy」と、4K解像度(3,840×2,160ドット)の「Time Spy Extreme」の両方を選択している。
「Time Spy Extreme」のGraphics scoreは、「Radeon RX 5700 XT」が3910、「Radeon RX 5700」が3515、「Time Spy」はそれぞれ8742、7779で、いずれもその差は約12%。またフレームレートは「Time Spy Extreme」では、いずれのCPUでも30fpsを超えることはなく、4K解像度についてはやや厳しい印象。しかし「Time Spy」では、Graphics test 1はいずれも50fps以上、Graphics test 2も40fps以上をマークし、AMDが言う通りWQHD解像度までなら多くのゲームで快適な動作が期待できる。
次にAPIにDirectX 11を使用する「Fire Strike」のスコアもチェックしていこう。プリセットは4K解像度の「Fire Strike Ultra」、WQHD解像度の「Fire Strike Extreme」、フルHD解像度(1,920×1,080ドット)の「Fire Strike」の3種類を選択した。
「Radeon RX 5700 XT」と「Radeon RX 5700」の差は「Time Spy」とほぼ同じで、いずれのプリセットでも約12%。またフレームレートは「Fire Strike Ultra」ではやはり30fpsを超えることができないが、「Fire Strike Extreme」なら最低でも44fps、「Fire Strike」なら最低でも93fpsで、やはりWQHD解像度までなら十分なパフォーマンスを発揮する。