エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.755
2019.07.21 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
ここからは、編集部に届けられた評価機を外観からチェックしていく。“製品の顔”に採用されたPCケースは、MSIのミドルタワー「MPG GUNGNIR 100D」。以前に詳細レビューをお届けした「MPG GUNGNIR 100」のバリエーションモデルにあたり、フロントパネルに大きくデザインされた、MSIゲーミングブランドの象徴であるドラゴンロゴが印象的だ。
「Powered by MSI」のコンセプトを体現するかのような、ドラゴンロゴを掲げた「MPG GUNGNIR 100D」をケースに採用。「MPG GUNGNIR 100」とはデザインのほか、一部ドライブベイや冷却オプションが異なる |
最大でE-ATXフォームファクタ(272mmまで)に対応するミドルタワーケースで、サイドパネルに4mm厚の強化ガラス、ボトムに電源カバー(シュラウド)を備えた、魅せるマシンに最適なモデル。さらに拡張性豊かな内部構造や、多彩な冷却オプションを特徴とする。
冷却ファンは、リアに120mmファン×1を実装。フロント・トップパネルともに両サイドに通気用のスリットを備え、エアフローは良好だ。フロントに最大420mm、トップに最大360mmサイズの水冷ラジエターも搭載可能で、購入後にユーザーがアレンジする余地も多く残されている。
フロントパネルは鋭角にせり出すような三角形状。トップパネルも嵩上げされたような立体的なデザインが採用され、両サイドには通気用のスリットが設けられている |
フロントトップのインターフェイスは、USB3.0×2、音声入出力を実装。両サイドに電源ボタンとリセットボタンを備える |
ガラス面の反対側は、一般的な密閉型パネル。フロントサイドの通気用スリットも確認できる |
ドライブベイは、3.5インチ/2.5インチ共用ベイ×2、2.5インチ×2を装備。最大400mmのグラフィックスカード、全高170mmのCPUクーラーに対応する。大型のハイエンドパーツも難なく搭載可能な、ゆったりとした内部設計だ。なお、ケース単体の外形寸法と重量は、W227×D510×H525mmで約9.25kg。
リアパネルはベーシックなデザインで、電源ユニットはボトム配置。電源ユニットのファンエリアに備える防塵フィルターは、背面スライドの着脱式だ |