エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.755
2019.07.21 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
次はバトルロイヤルゲーム「Apex Legends」をプレイし、ゲームシーンにおけるパフォーマンスを直接確認する。画質に関する設定はすべて最大にセッティングし、解像度を1,920×1,080ドット/2,560×1,440ドット/3,840×2,160ドットの3パターンに設定。それぞれの環境におけるフレームレートを「Fraps」で計測した。
4K解像度における最小fpsですら88と、かなり余裕をもって「Apex Legends」の快適プレイが可能だ。2K解像度では最大で165fps、平均で141fpsをマークしており、165Hz駆動の高リフレッシュレート液晶のパフォーマンスもフルに引き出せる。ぜひゲーミンググレードの液晶を組み合わせ、滑らかな高速描画を堪能したい。
実動テストの最後は、リアルタイムレイトレーシング機能の「DXR(DirectX Raytracing)」に対応する「Battlefield V」をプレイしてみよう。GeForce RTX 20シリーズを使っているなら、ぜひ有効化してみたい機能。通常プレイとどの程度負荷が変わってくるだろうか。
なお描画品質は“最高”を選択し、解像度は1,920×1,080ドット/2,560×1,440ドット/3,840×2,160ドットの3パターンに設定。シングルプレイヤーモード「大戦の書」の「最後の虎」をプレイし、GPUOpenの「OCAT」で平均fpsを計測した。
まず通常プレイの結果を見てみると、4K解像度でも快適さの指標となる60fpsに迫るレベルであり、快適プレイは疑いない。しかし「DXR」を有効化すると、負荷はほぼ倍増することになった。ただしフルHD環境では平均60fps以上が出ており、十分快適に遊べる水準だ。高リフレッシュレートのゲーミング液晶でプレイしたい場合は「DXR」を無効化するなど、画面の滑らかさと描画のクオリティ、どちらをとるかで設定の方向性が変わってくるだろう。