エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.756
2019.07.23 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
メモリスロットは、デュアルチャネルに対応するDDR4×4本で、メモリプロファイルはXMP2.0、容量は最大128GBまで増設可能。さらに「DDR4 Boost」による、ノイズを抑えた独立メモリ回路と、最適化した配線設計により信号の安定性が向上。最高4,533MHzの超高速メモリの対応が謳われている。また各スロットは堅牢な「Steel Armor」仕様で、ラッチも両側に実装されているため、メモリの着脱はラクに行える。
「Steel Armor」で補強された4本のメモリスロット。CPU側からDIMMA1/A2/B1/B2の並び |
2枚で運用する場合は、シルク印刷にある通り、DIMMA2/B2のスロットを使用する |
両側ラッチのメモリスロット。メモリの取り外しがとてもラクに行えるため、他のメーカーでもぜひ採用して欲しい |
「Click BIOS 5」の「DRAM Frequency」には1,600MHz~6,000MHzまでの幅広い設定が用意されていた |
帯域幅64Gbps、PCI-Express4.0(x4)接続の「Lightning M.2」を3基搭載する「MEG X570 ACE」。その全てに、「LIGHTNING Gen4 M.2」のロゴがデザインされたセパレートタイプのヒートシンク「M.2 Shield Frozr」が標準装備され、サーマルスロットリングを抑えつつ、超高速なストレージ環境を構築できる。なおSATA3.0(6Gbps)はこのクラスとしてはやや少ない4ポートのみ。最近ではM.2 SSDが主流になってきているとはいえ、まだまだ現役。正直6ポートは用意して欲しかった。
「Lightning M.2」は、「M.2 Shield Frozr」に加え、チップセットファンからの風も使いSSDの冷却を行う仕組み |
M.2ヒートシンク「M.2 Shield Frozr」はセパレートタイプのため、ヒートシンクを標準装備するM.2 SSDにも対応する |
上段の「Lightning M.2」は、CPU接続のためPCI-Expressのみ対応することがシルク印刷から確認できる |
中段(左)と下段(右)の「Lightning M.2」は、チップセット接続のためSATAにも対応。こちらもシルク印刷で確認可能だ |
上段(左上)/中段(右上)/下段(左下)、それぞれの「Lightning M.2」にPCI-Express4.0(x4)対応NVMe M.2 SSDを搭載してみたが、ベンチマークのスコアに大きな違いはなかった |
SATA3.0(6Gbps)は計4ポート。なおRAIDレベルは0/1/10をサポートする |