エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.756
2019.07.23 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
「MEG X570 ACE」に実装される制御プログラムは、主要な情報に1画面でアクセスできる「EZ Mode」と、BIOSのような詳細設定ができる「Advanced Mode」を備え、シームレスに切り替えることができる独自UEFI「Click BIOS 5」だ。特にWindows風のUIを備える「EZ Mode」は秀逸で、マウスのみで各種設定が可能。さらに詳細なファンコントロール機能も実装され、別途ファンコントローラを用意する必要はないだろう。なお設定項目や設定値はUEFIのバージョンアップによって変更される可能性がある。
必要な情報に1画面でアクセスできる「EZ Mode」。左上には1クリックOC機能の「GAME BOOST」や、オーバークロックメモリのプロファイルを読み込む「A-XMP」機能を搭載 |
画面中央の情報は「CPU/Memory/Storage/Fan Info/Help」の5つのボタンで、即座に切り替えられる |
「Hardware Monitor」では、指定の温度センサーを使いファンの回転数を細かく制御できる |
右上の「Advanced」ボタンまたは「F7」キーを押すと、「Advanced Mode」にシームレスに切り替え可能 |
チップセットや拡張スロット、CPUなど、搭載パーツの設定をする「SETTINGS」画面 |
「Boot」画面では、起動時のロゴや起動ドライブなどを設定可能 | チューニングなどに失敗した場合は、「Save & Exit」画面で設定を初期化できる |
自動オーバークロック機能「Precision Boost Overdrive」に対応する第3世代Ryzenシリーズだが、「OC」画面からはより細かな手動チューニングを行うこともできる |
USBメモリなどに保存したROMファイルを使い、UEFIをアップデートする「M-FLASH」 | 「Click BIOS 5」の設定は「OC PROFILE」で、プロファイルとして保存できる |
「EZ Mode」と同じ、細かいファンコントロールができる「Hardware Monitor」 | 「BOARD EXPLORER」では、搭載しているパーツを直感的に確認できる |