エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.757

NVIDIAの猛反撃、RTX 2080を上回る新GPU「GeForce RTX 2080 SUPER」検証

2019.07.23 更新

文：松野将太

GeForce RTX 20 SUPER NVIDIA グラフィックスカードゲーミング

「GeForce RTX 2080 SUPER Founders Edition」の基板をチェック

VGAクーラーを取り外し、基板側をチェックしていこう。GeForce RTX 2080 SUPER Founders Editionの電源回路は10フェーズで、GPUコアを囲むように8枚のビデオメモリが実装されていた。基板上には薄型のフェライトコアチョークやタンタルコンデンサを採用し、一般的な電解コンデンサを使わないことで高さを抑えているのも特徴だろう。

GeForce RTX 2080 SUPER Founders Editionの基板と取り外したVGAクーラー


基板表面。一見すると、実装密度はそれほど高くない	フルスペック版のGPUコア「TU104-450-A1」を搭載


ビデオメモリは計8枚で、GPUをコの字型に囲むよう配置されている


ビデオメモリはSamsung製で、1枚あたりの容量は1GBだ	10フェーズの電源回路はGPUの横に一列で配置されている

VGAクーラー接続用のケーブルコネクタはカード先端部分に配置


各部には一般的な電解コンデンサではなく、フェライトコアチョークやタンタルコンデンサを採用。高さを抑えている


基板背面。実装密度はこちら側のほうが高く、ICチップが複数実装されているのが分かる


取り外したVGAクーラー。冷却用の熱伝導シートの数が非常に多い	受熱ベース部分にはサーマルグリスが塗布されていた

「GeForce RTX 2080 SUPER Founders Edition」の実力を検証

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