エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.758
2019.07.26 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
続いて「CrystalDiskMark 6.0.2」を使い、データサイズによる性能の違いを中心に確認していこう。データサイズは50MiB~32GiBまで、用意されている9種類すべてのプリセットでテストを実施した。
【50MiB】 | 【100MiB】 |
【500MiB】 | 【1GiB】 |
【2GiB】 | 【4GiB】 |
【8GiB】 | 【16GiB】 |
【32GiB】 |
「デフォルト (ランダム)」のシーケンシャル読込は最高5,010MB/secで、公称値をわずかだが上回るスコア。データサイズが小さくなるとややスコアが低下するものの、最低値でも4,700MB/secを上回り、PCI-Express3.0(x4)のハイエンドモデルと比較しても遥かに高速だ。また書込は最高4,260MB/secで、公称値より若干低いものの、スコアのブレはほとんどなく常に安定したパフォーマンスが期待できる。
続いてランダムアクセスを確認すると、最も高速な4KiB Q8T8では読込が最高約1,750MB/sec、IOPSに換算すると約430,000IOPSで、公称値とはやや差が開いた。また書込は、16GiBや32GiBなどデータサイズが大きくなるとスコアが低下するものの、最高値は約497,000IOPSで、ほぼ公称値通りのパフォーマンスを発揮する。
【50MiB】 | 【100MiB】 |
【500MiB】 | 【1GiB】 |
【2GiB】 | 【4GiB】 |
【8GiB】 | 【16GiB】 |
【32GiB】 |
「All 0×00 (0Fill)」のシーケンシャル読込は最高約3,620MB/secで頭打ちとなるが、書込については「デフォルト (ランダム)」と遜色ないスコア。またランダム読込は最高約535,000IOPSをマーク。公称値には今一歩届かないものの、「デフォルト (ランダム)」から100,000IOPS以上スコアがアップした。