エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.760
2019.07.31 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
バックパネルインターフェイスは、USB3.2 Gen.2×2(Type-A/Type-C)、USB3.2 Gen.1×4、USB2.0×4、HDMI×1、オーディオ端子×5、光オーディオ端子×1、ギガビットLAN×1で、イマドキのマザーボードとしては標準的な構成。ギガビットLANは、信頼性・安定性に定評のあるIntelチップで、ネットワーク帯域の割当ができる「cFosSpeed」もバンドルされている。欲を言えば、無線LAN機能を標準装備にして欲しかったが、「cFosSpeed」でネットワークへの負荷を分散させれば、複数の作業でもストレスなく行うことができるだろう。
必要なものは一通り揃うバックパネルインターフェイス。白色のUSBポートは、CPUやメモリのない状態でもUEFI BIOSをアップデートできる「Q-Flash Plus」に対応する |
「cFosSpeed」を使えば、アプリケーションごとに帯域の優先度を設定できる |
またI/Oパネルには、紛失の心配がない一体型パネル「Integrated I/O Shield」を採用。さらにインターフェイス部分は、RGB LEDを内蔵したプラスチックカバーで完全に保護されている。
一体型I/Oパネル「Integrated I/O Shield」とプラスチックカバーで、リアインターフェイスは周囲を完全に保護されている |
外観チェックの締めくくりとして、基板上に実装されているチップやコントローラをまとめて紹介していこう。
ギガビットLANチップは、信頼性や安定性に定評のあるIntel「I211AT」 |
LED用のピンヘッダは5V/3pin×1、12V/4pin×2 | 基板左下には「QFLASH PLUS」用のボタンも実装 |
I/OコントローラITE「IT8688」 | 「RGB FUSION 2.0」用のコントローラITE「8797FN」 |
必要な機能を厳選することで価格を抑えた「X570 AORUS ELITE」。基板裏面に主要なICチップはなく、スッキリとした印象だ |