エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.761
2019.08.03 更新
文:pepe
「AORUS KD25F」には「5-Way OSD Joystick」で物理的に呼び出すOSDメニューに加えて、独自のデスクトップアプリ「AORUS OSD SIDEKICK」が用意されている。「DASHBOARD」や「GAME ASSIST」といったOSDメニュー同様の設定がマウス・キーボードで手軽に操作できるほか、一度に表示できる情報量が多く、直感的に操作できるなどメリットが多い。
なお、「AORUS OSD SIDEKICK」を利用する際は、ソフトウェアのダウンロードに加えて、付属の「USBアップストリームケーブル」を使用してPCとディスプレイを接続する必要がある。ちなみにディスプレイ本体に搭載された2基のUSB3.0ポートは、ハブ機能に加えて5V/1.5A対応の充電用ポートとしても使用可能だ。
「AORUS OSD SIDEKICK」の起動画面。通常のOSDメニューに比べて多数の項目が一度に表示されるため、お目当ての設定も探しやすい |
OSDの各機能をキーボードのホットキーとして割り当てる「ホットキー設定」。複数キーを組み合わせたショートカット設定が可能なため、他のアプリ向けの設定とも競合しにくい | ボイスチャットに不要なノイズを抑制する「アクティブノイズキャンセリング」。マイク位置に応じた調整が可能で、ノイズキャンセルの強度も選択できる |
「RGB LED」を選択すると、システム全体のRGB LEDを統合制御する「RGB Fusion 2.0」が起動する。液晶本体に加え、対応ハードの一括制御が可能だ |
「AORUS KD25F」は、中央のAORUSロゴ部分と鷲の翼をモチーフにした両サイドのLEDを合わせ、2ゾーンでRGB LEDをカスタマイズできる |
ここからは、実際にOSDメニューや「AORUS OSD SIDEKICK」で設定できるプリセットにより、どのように映像が変化するかを確認する。表示画面のサンプルには「Battlefield V」のプレイ画面を使用している。
なお、それぞれのプリセットには「FPS」、「RTS/RPG」、「Movie」など便宜上のネーミングが与えられているものの、それはあくまで「AORUS KD25F」が呼称するプリセットである点には留意したい。実際の見え方や感じ方については、個人差や好みの違いも大いに影響するだろう。
Standard |
AORUS | FPS |
RTS/RPG | Movie |
Reader | sRGB |