エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.762
2019.08.06 更新
文:松野 将太
筐体カラーはスペースグレー。本体には指紋防止加工が施されており、一見すると汚れが目立ちそうな天面も綺麗に見えるのが嬉しい |
ここからは、「P65-9SE-473JP」を開封し、外観をチェックしていこう。本体は全面にサンドブラスト加工が施され、汚れが目立たない高級感ある仕上がりとなっており、なおかつ15.6インチとは思えないコンパクトさが印象的だ。ビジネスユースでも悪目立ちせず、なおかつビジネスバッグに入る薄さなので、場所を選ばず持ち運べるだろう。
右側面には電源コネクタとUSBポートのほか、映像出力系の端子をまとめて配置。最大4画面での作業が可能なので、別途ディスプレイを用意すればさらに作業性を高められる。ミドルハイクラスのデスクトップPC並みの性能はあるので、ディスプレイと組み合わせてメイン環境にしてしまうのも悪くない |
左側面にはUSBポート2基と有線LANポートに加え、ヘッドフォンジャックとマイクジャックが別々に用意されている。ヘッドフォンジャックはハイレゾ対応のDACを内蔵しており、対応するイヤフォンやヘッドフォンを接続することでハイレゾオーディオを楽しめる |
背面には通気口のみで、端子類は配置されていない | 実測での重量は公称値を若干上回る2kg。とはいえ、これでも十分軽い |
このコンパクトさでRTX 2060を搭載している都合もあって、本体底面は1/3ほどが吸気口で覆われている | ネジをすべて緩めて底面カバーを取り外すと、内部の基板とバッテリーが露出する。バッテリーは4セルのリチウムポリマー電池で、容量5,280mAh |
冷却システム「Cooler Boost Trinity+」のファン3基が確認できる。高負荷時にフル回転するとそれなりの騒音になるが、筐体を小型化したぶん発熱の処理はシビアになるため、致し方ない点だろう |