PCI-Express4.0(x4)対応SSD導入のメリット
- 編集部
エンドユーザーがPCI-Express4.0(x4)対応SSDを導入した場合の具体的なメリットを教えてください。
- Stevens氏
PCI-Express3.0(x4)対応SSDと比較した場合、約30%パフォーマンスが向上します。PCを使い1日8時間働き、その間にファイルコピーやアプリケーションなどを使った場合、かなりの時間短縮が可能になります。これを年間で考えれば、相当な時間短縮になる計算です。
- 佐藤氏
4Kや8Kといった映像コンテンツを製作するクリエイター向けには特に大きな力を発揮します。より身近なところでは、マップの読込時間が短くなるなど、ゲームユーザーにとっても有力な製品になるはずです。
- 原口氏
一般のゲームユーザーはもちろんですが、マルチコア化がさらに進んだ第3世代Ryzenシリーズのパフォーマンスを活かした映像編集やレンダリングといったプロユースの人もターゲットになると考えています。さらにASRock製のマザーボードではThunderbolt 3をサポートしています。これら高速インターフェイスとの親和性も高く、将来的に相乗効果も生まれると考えています。
- 編集部
一般のユーザーの中にはゲームでのパフォーマンスが気になるという人も多いです。もう少し具体的なメリットはありますか。
- Stevens氏
SSDの速度が単純に速くなっていますので、やはりオープンワールド系よりも、マップの移動毎にローディングが入るFINAL FANTASY XIVのようなタイトルでは非常に効果を実感できると思います。
- 編集部
最後に、日本のユーザーに一言お願いします。
- 佐藤氏
まずは厳しいスケジュールの中、PCI-Express4.0 SSDをしっかりとRyzenのローンチ間に合わせてくれたことに感謝です。第3世代RyzenシリーズやAMD X570チップセットマザーボード、Radeon RX 5700シリーズといった弊社の最新パーツと組み合わせることで、劇的なパフォーマンスアップをエンドユーザーに体験してもらえるというのはとても嬉しいことです。AMDとしても、引き続き高いニーズに応えるものを提供していく姿勢は変わりません。今後の新型コントローラ登場にも大いに期待しています。
- 原口氏
ASRockのマザーボードは、Hyper M.2で採用されるような高品質な専用M.2ヒートシンクはもちろん、2オンスの銅箔層基板を採用するなど転送速度のボトルネックになる発熱対策も万全です。ほとんどのモデルで「PG3VNF」シリーズがそのまま搭載できますので、是非、第3世代Ryzenシリーズと一緒に使って欲しいです。
- Stevens氏
AMDの最新プラットフォームと合わせて、速くて快適なテクノロジーを体験してもらいたい。そのために、今後も魅力的な製品を提供し続けていきたいと思います。
協力:日本AMD株式会社
ASRock Incorporation
CFD販売株式会社
Phison Electronics Corporation