エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.771
2019.09.06 更新
文:松野 将太
ここからは「SAPPHIRE PULSE RX 5700/5700 XT」を開封し、外観をチェックしていこう。2製品とも「Dual-Xクーリングテクノロジー」を採用した製品とあって、VGAクーラーやバックプレートの外観がほとんど同じに見えるだろう。ただし、内部のヒートシンクや受熱ベースに装着されているヒートパイプ本数は「SAPPHIRE PULSE RX 5700」が4本、「SAPPHIRE PULSE RX 5700 XT」が5本となっており、上位モデルの「SAPPHIRE PULSE RX 5700 XT」がより冷却に注力されている様子がうかがえる。
画像左が「SAPPHIRE PULSE RX 5700 XT」、右が「SAPPHIRE PULSE RX 5700」。カードサイズは同一で、VGAクーラーのカバー、バックプレートのデザインにも違いはない |
「SAPPHIRE PULSE RX 5700 XT」の側面。内部に複数本のヒートパイプが確認できる |
こちらは「SAPPHIRE PULSE RX 5700」。「SAPPHIRE PULSE RX 5700 XT」よりもヒートパイプの本数が少ないことが分かるだろう。ただし、違いはこれぐらいだ |
デュアルボールベアリング内蔵の静音ファン。ブレードの直径は95mmと若干大きめ | 側面からもヒートシンクが露出している |
映像出力端子類。どちらのモデルも、DisplayPort 1.4×3、HDMI×1の4系統の出力を備える | Radeon RX 5700シリーズなので、当然PCI-Express4.0接続にも対応。第3世代RyzenとX570チップセット搭載マザーボードとの組み合わせで機能するが、実際の性能には大きな影響がない |
背面のバックプレートは金属製。ネジを外すことで内部にも簡単にアクセスできる | GPU補助電源コネクタは2モデルとも8pin+6pin構成 |
基板上にBIOSスイッチを搭載する。動作不良などの問題発生時、セーフBIOS側にスイッチを動かすことで起動できる場合がある |