ベンチマークテスト：ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ

続いて、実際のゲームに即したベンチマークソフトでのチェックを実施していく。人気のMMO RPGの最新アップデート版「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ」の公式ベンチマークテストでは、描画品質を“最高品質”に設定し、1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3種類の解像度で計測を実施した。

こちらのベンチマークでも、スコア差はきれいに10％前後で並ぶ形となった。WQHD解像度までのスコアは最高判定の「非常に快適」に達しており、どちらのGPUでも平均60fps超えの安定したフレームレートでプレイできるはずだ。さらに、もともとがあまり重くないタイトルということもあって、4K解像度では最高判定に次ぐ快適度を表す「とても快適」の判定が出ているので、60fpsまでのプレイならどちらのグラフィックスカードでも問題ないだろう。このクラスのタイトルであれば、10％程度の差は大きな問題にならないと言える。

ベンチマークテスト：FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION

続いては屈指のヘビー級タイトルである「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」のベンチマークスコアをチェックしていこう。描画品質は“高画質”で、解像度は1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3種類で計測している。

2モデルのパフォーマンス差は10％前後で、これまでのベンチマークと大きな差はない。快適さの判定はフルHD解像度が2モデルとも「快適」、WQHD解像度が「やや快適」、4K解像度が「普通」と、スコア差はあるものの、いずれも同程度の指標に収まっていた。とはいえ、このクラスの重量級ゲームをプレイするのであれば、少しでも60fps以上の動作を安定させられる「SAPPHIRE PULSE RX 5700 XT」がファーストチョイスになるだろう。