格安モデルらしいシンプルな外観

ここからは、パッケージから取り出した「AG-750M GOLD」の外観からチェックしていこう。外形寸法はW150×D160×H86mmで、140mmファンを搭載しながら奥行きは160mmと、比較的短めに収められている。シンプルなスチール製の筐体はややコスト意識を感じる仕上がりだが、このあたりは低価格モデルゆえのトレードオフといったところだろうか。

外装の仕上がりを含め、格安モデルなりといった風情の「AG-750M GOLD」。外形寸法はW150×D160×H86mmだ

サイドの窪みとファングリル中央のロゴがデザイン上のアクセント。ちなみにサイドのモデル名やロゴなどは、レーザー印刷ではなくシールだ

際立ってショートなわけではないが、140mmファンを内蔵することを考えれば、十分短めといえる奥行き160mmの筐体

出力などの基本スペックは、裏面に貼られたシールに記載されている

冷却機構は、140mm口径の静音ファン。ファングリルのホールは、2タイプの形状が採用されている

ケース内部を向く側にモジュラーコネクタを搭載。外部を向く面には、AC電源口とロッカースイッチを備えている

マルチGPUもOK。余裕たっぷりの長さをもつフルモジュラーケーブル

フルモジュラー仕様のため、必要なケーブルのみを選択して接続すればいい。ケーブルは柔らかく、十分な長さを備えている

「AG-750M GOLD」は、すべてのケーブルが脱着可能なフルモジュラー仕様になっている。それぞれのケーブルは硬すぎることもなく、取り回しに苦労することはないだろう。

ケーブルが備えるコネクタの内訳は、ATX 24pin×1、ATX 12V 4+4pin×1、PCI-Express（6+2pin）×4、SATA×8、4pinペリフェラル×4という構成。マルチGPUの構築も可能だ。

なお、ATX 24pinケーブルは600mmでATX 12V 4+4pinケーブルは650mm、PCI-Express（6+2pin）ケーブルは750mm、SATAケーブルは850mmと、かなりロングなケーブル長が確保されている点も特徴。大きめのケースを使っているユーザーには嬉しい要素といえる。

全長600mmの24pin ATX電源ケーブル	ATX 12V 4+4pinケーブルは650mm

PCI-Express（6+2pin）補助電源は、ケーブルごとに2系統、2本合計で4系統へ給電できる	SATA用補助電源は、ケーブル2本で合計8系統。全長850mmという、かなり長めのケーブルだ

4pinペリフェラルケーブルは1本で、4系統のコネクタを搭載。ケーブル長は750mm	4pinペリフェラルから変換するFDDコネクタ用のケーブルも付属する

モジュラーケーブル各種は、柔らかいナイロン製の巾着に収められていた