エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.774
2019.09.14 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
さてここからは、編集部に届けられた評価サンプルをパッケージから取り出し、外観チェックを進めていこう。7本のヒートパイプで連結されたツインタワーデザインのヒートシンクと、2基の140mm口径のラウンドファンで構成される「ASSASSIN III」。
ファンのブレードは、従来モデルのようなグリーンやレッドの色付きではなく、ブラックのブレードを採用。流行りのイルミネーション機能もなく、ブラックとニッケルメッキによるツートンカラーは落ち着いた雰囲気を醸し出している。なおファンを装着した場合のサイズはW140×D161×H165mm。ミニタワーのようなコンパクトなPCケースでは、サイドパネルと干渉する可能性があるため、購入する前に必ずクリアランスを確認しておこう。
公称サイズW140×D161×H165mmのビッグサイズクーラー。重さも公称1,464gで、かなりの重量級だ |
まずは冷却ファンを装着しない状態で、ツインタワーデザインのヒートシンクを観察していこう。そびえ立つ2基のヒートシンクはまったく同じデザインで、厚さは50mm、放熱フィンの枚数は44枚。フィンの表面には酸化を抑えるニッケルメッキ加工が施され、それぞれに黒曜石をイメージしたというプラスチック製スポイラーが搭載されていた。
厚さ50mmのヒートシンクを2基連結したツインタワーデザインのヒートシンク。サイズは135×138×165mm |
両端の下段部分はメモリとの干渉を抑えるため放熱フィンが一部カットされている |
2基のヒートシンクは全く同じデザイン。厚さは実測50mmで、放熱フィンにはニッケルメッキ加工が施されている |
放熱フィンの枚数は44枚で、メモリ部分は3枚分の放熱フィンがカットされていた |
それぞれのヒートシンクには、周囲を囲むようにブラックのプラスチック製スポイラーを搭載 |