美しく魅せるためのケーブルマネジメント機構

美しい配線こそ、魅せるPC構築の基本。右サイドパネルも強化ガラスを使用する「MPG SEKIRA 500X」ではなおさらのことだ。これを実現するのがケーブルマネジメント機構で、ポイントを押さえつつ組み込み前にある程度の配線を決めておきたい。

マザーボードトレイ表面と背面でケーブルが行き来するスルーホールをはじめ、結束バンドを固定するフックなどを要所に設けた裏配線スペース。出荷時の状態では多くのケーブルが整理整頓されていた。これを参考にするといいだろう

トップファンやATX12V電源ケーブル等に便利な上部のグロメット付きスルーホールは2口	PCIe補助電源ケーブルや、マザーボード上のヘッダピン用ケーブルに向くボトムカバー上のグロメット付きスルーホール

マザーボード側面に沿って設けられた3つの段差付きスルーホールと、ケーブルを束ねる4本の面ファスナー	マザーボードトレイとサイドパネルまでの距離は実測で約28mm程度だった

MSI「MPG SEKIRA 500X」の付属品総点検

最終の組み込みセッションを目前に、「MPG SEKIRA 500X」の付属品一式をご紹介しよう。組み込みに必要なネジ類は計4種類。いずれも自作PCでは一般的なネジばかりで、万一紛失した場合でも工具箱を漁れば代替え品が見つけられそうだ。ちなみにマニュアルは非常に簡易的で、製品の魅力を紹介するような記載は一切ない。ミドルからハイエンド志向のユーザー向けとの割り切りだろうが、もう少し情報が欲しいところ。ダウンロード版など、今後のアップデートに期待したい。

マザーボード固定用スタンドオフ/6.5mm（x3）	電源ユニット固定用ネジ/6mm(x6)

Screw #6-32 6mm x24	Screw M3 5mm x21

結束バンド（x4）	Hard Drive Cover（x1）

Vertical GraphicsCard Holder（x1）	マニュアル