エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.780
2019.10.02 更新
文:松野 将太
ここからは「ROG-STRIX-RX5700XT-O8G-GAMING」をパッケージから取り出し、外観をチェックしていこう。実質3スロットを占有する本体は、サイズがW305×D130×H54mmと、グラフィックスカードとしてはかなり大型。側面には追加のファンコネクタと4pin RGBコネクタが配置されており、背面にはデュアルBIOSの切り替えスイッチやLEDを消灯する「ステルスモード」のオン/オフボタンなど、物理ボタンを備えているのも特徴だ。
カード長は300mmをぎりぎりオーバーするロングサイズ。小型のPCケースでは取り回しに注意が必要だ |
「Axial-techファン」。ブレードの直径は90mmと一般的なサイズ |
側面からは厚みのあるヒートシンクが露出している。「Republic of Gamers」のテキストロゴは通電時に発光 |
短側面にはファンを接続可能なコネクタ2つと4Pin RGBコネクタを配置。ファンステイなどで拡張スロットにケースファンを固定し、さらに冷却力を高めるような使い方が可能だ |
映像出力端子はDisplayPort×3、HDMI×1 |
8Pin×2のGPU補助電源コネクタ。オーバークロックモデルということで、リファレンスモデルの8pin+6pinとは構成が異なる | 第3世代RyzenとX570マザーボードの組み合わせでは、PCI-Express4.0(x16)接続に対応する |
本体背面のバックプレート。大きく切り取られたROGロゴはLEDにより発光する |
背面には、LEDのオン/オフを切り替えられる「ステルスモード」のボタンと、2種類のグラフィックスBIOSを切り替えるデュアルBIOSスイッチを配置。本国の開発者曰く、静音性を高める「Q Mode」は家庭での騒音が少ないヨーロッパで高い需要があるそうで、逆にエアコンなどの騒音がそれなりにあるアジアではほぼ利用されていないとのこと |