エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.782
2019.10.07 更新
文:pepe
実際のゲームを想定したベンチマークを進めていこう。まずは「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」からだ。APIは「DirectX 11」、描画品質は“最高品質”、解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)、WQHD(2,560×1,440ドット)、4K(3,840×2,160ドット)の3種類で計測を行った。
フルHDではスコア16202、WQHDではスコア14268、4K解像度でもスコア7969を記録、「ファイナルファンタジーXIV」においては、4K解像度を最高品質設定にした高負荷環境においても性能が不足することはなく、最高のパフォーマンスで快適にゲームを楽しめる。
重量級の「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」におけるベンチマークスコアをチェックしよう。描画品質は“高品質”で、解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)、WQHD(2,560×1,440ドット)、4K(3,840×2,160ドット)の3種類で計測を行った。
今回のテストでは最高判定であるスコア9566、「とても快適」を記録したのはフルHD設定のみとなった。WQHDではスコア7143の「快適」、4Kではスコア4172の「普通」となっている。4K環境でもゲームプレイは可能だが、負荷が大きくなるシーンではフレームレートが極端に落ち込むため、安定したフレームレートでプレイしたい場合はWQHD環境にとどめておいたほうが無難だろう。
人気FPSタイトルの最新作「Battlefield V」のスコアをチェックしていこう。解像度はフルHDに固定し、APIはDirectX 12(DXR有効)としてフレームレート制限は“200”、垂直同期は“オフ”に設定。グラフィックスの品質プリセットは“低”、 “中”、 “高”、 “最高”の4種類で、フレームレートの測定には「FPS Monitor」を使用した。なおモードは「コンバインド・アームズ」、マップは「Twisted Steel」を選択し、誤差を最小限に抑えるため、いずれも同じ行動、同じキルパターンを90秒間再現している。
DirectX 12(DXR有効)、最高品質設定においても最低フレームレートで68fpsを記録している。フルHD解像度環境であれば、最高設定で美麗なグラフィックスを楽しむのも良し、DXRの無効等のカスタマイズによりフレームレート維持させ、120Hz以上のゲーミング液晶と組み合わせるのも良し、プレイスタイルに合わせてゲームプレイが可能だろう。