エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.785
2019.10.15 更新
文:松野 将太
一通り外観をチェックしたところで、いよいよ「KLEVV BOLT X」の性能検証に移行しよう。検証にはIntel CPUおよびNVIDIA GPUを搭載したIntel環境のPC、AMD CPUおよびGPUを搭載したAMD環境のPCを用意し、2つのプラットフォームでベンチマークを実行している。
まずは、AMD環境での性能をチェックだ。テスト用PCは、CPUに「Ryzen 7 3700X」、マザーボードにASUSの「ROG STRIX X570-F GAMING」を使用。ベンチマークはDDR4-3200 16GBモデル「KD4AGU880-32A160T」を2枚搭載し、デュアルチャネル駆動させた状態での検証とした。OSの起動やD.O.C.P.(XMP)の適用、ベンチマークテストはいずれも問題なく、安定動作を確認している。
「CPU-Z 1.89.0」で「KD4AGU880-32A160T」の情報を取得。JEDECの標準プロファイルは2,666MHzだった |
ASUS「ROG STRIX X570-F GAMING」で、XMPプロファイルをD.O.C.P.(Direct Over Clock Profile)として読み込んだ。利用できるプロファイルはDDR4-3200のみ。特に不具合などは起こらず、安定動作した | DDR4-3200のプロファイルを読み込んだ状態 |
なお、マザーボードにメモリを装着すると、スペックシールが貼ってある裏面が外側になってしまう。ここは見栄え的に少し配慮が欲しかった(剥がせばいいのだが……) |