エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.789
2019.10.23 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
「MSI公認サポート店」では、購入時のBTOカスタマイズに加え、持ち込みでの増設サービスも行っている。いずれも納期は1週間から10日程度だ |
パソコンショップアークによると、MSIゲーミングノート購入者の実に9割ほどがカスタマイズを選択しているという。特に人気が高いのはメモリの増設で、標準の16GBから32GBへ増量するユーザーが多いとか。やや出費は大きくなるが、容量は最大64GBを選ぶこともできる。
また、同様にストレージも1TB SSDなど大容量モデルへのアップグレードが多い。ちなみに「GP65-9SE-067JP」の場合は、最大でNVMe SSD×2+2.5インチSSD/HDD×1のトリプルストレージを搭載可能だ。
なお、他店で購入したMSIノートPCを「MSI公認サポート店」であるパソコンショップアークに持ち込んで増設してもらう場合は、5,000円からの作業手数料で受け付けている。リスクや手間を考えれば、だいぶ格安にアップグレードができるのは嬉しい。
標準構成ではWestern Digital製の512GB NVMe SSDが実装されており、冷却用のサーマルパッドが装着済み。カスタマイズ対象としては、Samsung「970 EVO Plus」シリーズの1TBモデルなど大容量SSDが人気だ |
M.2スロットだけでなく、2.5インチベイも備えている。2.5インチSSD/HDDを搭載可能だが、基本的に大容量SSDを選択する人がほとんどのようだ |
メモリスロットは、保護用フィルムの裏に隠れていた。ストレージ用のスロットといい、だいぶ素直な配置になっている |
ストレージよりもカスタマイズ需要が高いというメモリ。16GB×2の32GBを指定するユーザーが多いという。このあたりの換装手順は、一般的なノートPCと変わらない |
だいたい30分ほどでメモリとストレージの換装が完了。ひとまずお試しの換装チャレンジは終了ということで、出荷時の構成に戻してパネルを閉じていく。なお、この際に細かなツメを折らないように注意する必要がある |
最後に動作検証を済ませれば、全行程が完了。ちなみにパソコンショップアークでは、ゲーミングノートの増設の際も、通常のBTOと同じ手順で検証を行い出荷される |