エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.790
2019.10.25 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
まずはフロント面の冷却機構を解説しよう。スチール製フロントパネルを開くと、シャーシ面には120mm口径の「Silencio FP 120mm PWMファン」を1基標準装備。フレッシュな外気を常時取り込む役割を果たしている。一見密閉されているように見える部分だが、フロントパネルとシャーシ間には実測約10mmの隙間を設け、通気性は十分に確保できていた。
なおフロント面には、120mmまたは140mmファンが最大2基搭載可能。ラジエターは120/140/240/280mmサイズをサポートする。
トップ面のハニカム状の通気孔には、120mmまたは140mmファンが最大で2基搭載できる。またラジエターは120/240mmサイズをサポート。CPUソケットに近い部分だけに、オールインワン型水冷ユニット導入時、最も利用されるスペースになるだろう。
CPUソケットの真横にあたる、リアパネル部にはフロント面と同じ「Silencio FP 120mm PWMファン」が標準で装備される。特殊なブレードデザインから、静音性を保ちつつ高い風圧を生み出す事が可能。回転数は800~1,400rpmとされる。なおラジエターは120mmサイズの搭載に対応する。