エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.792
2019.11.01 更新
文:松野 将太
ここからは、「Radeon RX 5700 XT Taichi X 8G OC+」を開封し、外観をチェックしていこう。2.5スロットを占有する本体は、サイズがW324.35×D145.39×H53.18mm、重量も1.2kg超えと、Radeon RX 5700 XT搭載カードとしてもトップクラスの大型モデル。バックプレートのギアの意匠がPCパーツと思えない凝りようなのも、Taichiシリーズのポイントだろう。なお、基板上にはLEDのオン/オフ、BIOS切り替え用の物理スイッチがあり、オープンフレームタイプの自作PCなどでは簡単にアクセスできる。
カード長は300mmオーバー、重量は実測で約1.23kgとハイエンドモデルらしい存在感を誇る |
3連ファンは中央が直径80mm、左右が直径90mm。LEDにより発光するのは中央部のファン外周、および側面のギアの意匠のみ |
厚みは2.5インチに収まっているが、ヒートシンクやバックプレートが基板を超えて伸びているのが分かる |
短側面には排熱用と思われるスリットと六角穴付きボルトを配置 | 映像出力端子はDisplayPort×4、HDMI×2で計6画面出力が可能。AMD製GPUでは時折採用される仕様だが、近年のコンシューマー向けとしてはかなり珍しい |
第3世代RyzenおよびX570マザーボードとの組み合わせでは、PCI-Express4.0での接続に対応する | 補助電源コネクタは8Pinx2 |
背面のバックプレートはTaichiシリーズらしい意匠がもっともよく目立つ。金色のギアがインパクト大 |
基板上に2つの物理スイッチを採用。それぞれLEDのオン/オフと、ファン回転数を抑えるSilent BIOSへの切り替えが可能 |
特徴的なギアの意匠。ゴールドのギアを金属プレートで再現し、さらに“Taichi”のテキストが円周状にプリントされている |