エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.793
2019.11.04 更新
文:pepe
基本的な製品概要を確認したところで早速実機を開封しよう。液晶本体にはアームが取り付けられた状態で、あとはスタンドを固定するだけで組立は完了。アーム部分はワンタッチで取り外すことができるため、別途モニタアーム等にセットアップする際も簡単だ。
液晶本体にはアームが取り付けられ、スタンドを固定するだけで組立が完了する |
アーム部分はワンタッチで取り外すことができる |
100mm×100mmのVESAマウントに対応。入力インターフェースは、DisplayPort 1.2×1、HDMI 2.0×2の3系統 |
アームにはLEDイルミネーション用の端子がある | アーム昇降のエレベータ機能をロックするプレート |
アーム下部にスタンドを取り付ける際は、ドライバーが必要になる |
アーム昇降のエレベータ機能のロックは、液晶上部のフレーム部分を抑えながら外そう |
ここからは、組み上がった「AORUS AD27QD」の外観をチェックしていく。液晶サイズが27インチにもなれば必然的に重心が高くなり安定感が気になるところだが、エルゴノミクスデザインを採用したメタル製のスタンドは、細身ながら剛性が高く見た目以上に安定感がある。アーム部分もまた独特な形状だが背面から見るとかなりの太さがあり安定性を高めているのがわかる。
「AORUS」ロゴの下にあるのが、「アクティブノイズキャンセリング」用の集音マイクとLEDインジケーター | 下から覗き込むとOSD制御用のスイッチ「5-Way OSD Joystick」が確認できる |
エルゴノミクスデザインを採用したメタル製のスタンド |
さらに背面から確認すると、フレーム上部には放熱用のベンチレーションを配置。ブラックの装飾アクリル部分にはアドレサブル対応のRGBライティング機能「RGB Fusion 2.0」で制御可能なLEDが内蔵されている。
ブラックのアクリル部分には、アドレサブル対応のRGBライティング機能を備えている | スタンド下部のホールは、配線をスッキリまとめられるケーブルガイドになっている |
3つの角度調整が可能なアームジョイント |
「AORUS AD27QD」のアームジョイント部分は、範囲の広い3つの角度調整に対応している。最も一般的な前後画面角度を調整する+21°~-5°のチルト、縦方向に90°回転させるピボット、液晶画面を左右に+20°~-20°で回転させるスイベル、そしてアームのエレベータを利用した130mmの上下高さ調整機能だ。あらゆる用途でピッタリくるポジションを見つけられるだろう。
前後画面角度を調整する+21°~-5°のチルト |
縦方向に90°回転させるピボット |
液晶画面を左右に+20°~-20°で回転させるスイベル |
エレベータアームを利用した130mmの上下高さ調整機能 |