エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.795
2019.11.13 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕
「AORUS GAMING PC」の“顔”となるケースには、ミドルタワーの「AORUS C300 GLASS」(型番:GB-AC300G)が採用されている。「AORUS」ロゴが飾られたシンプルなフェイスと電源カバー(シュラウド)には、RGBイルミネーションを搭載。内部に収めた「AORUS」製品とライティングを同期できる、コンセプトマシンにとって最適なケースだ。
「AORUS」ブランドから2月にリリースされた、ATX対応のミドルタワー「AORUS C300 GLASS」。サイドに強化ガラスを採用した魅せる仕様で、フロントとサイドにRGBイルミネーションが内蔵されている |
サイドパネルには、ケース内パーツのイルミネーションが楽しめる4mm厚の強化ガラスを採用。配線を効果的に隠す電源カバーを含め、最新のトレンドをしっかり意識した設計になっている。冷却面に目を移すと、トップをメッシュ仕様として開放した高冷却志向の設計。フロント・トップ・ボトムの防塵フィルターは容易に脱着可能となっており、優れたメンテナンス性もポイントだろう。
左サイドパネルは、4mm厚の強化ガラスパネル。内部に搭載する「AORUS」シリーズのイルミネーションが外側から視認できる仕様になっている |
アルマイト加工が施された、非対称デザインのフロントフェイス。トップの防塵フィルターはマグネット式で、容易にメンテナンスができる |
ストレージはNVMe SSDを搭載しているため、3.5インチ/2.5インチ共用ベイ×2、2.5インチベイ×2はブランクになっている。拡張スロットは7基で、グラフィックス垂直マウント用スロットも備えている |
また、最大400mmのグラフィックスカードや奥行き最大180mmまでの電源ユニットに対応するなど、余裕のある拡張性も好印象。フロントには最大360mmのラジエターをマウント可能で、水冷システムへの適性もアリ。ライザーケーブルを用意すればグラフィックスカードの垂直マウントにも対応するため、ユーザーが将来的にカスタマイズ・アップグレードを楽しむためのポテンシャルも備えている。