エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.796
2019.11.14 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
CPUやメモリ関連のチェックが一段落したところで、グラフィックス関連のテストを進めていこう。まずは定番の3Dベンチマークテスト「3DMark」の「Time Spy」および「Fire Strike」のスコアを確認しよう。
グラフィックス関連としては珍しくマルチスレッドへの最適化が進んでいる「Time Spy」系ベンチマーク。特に負荷の大きい「Time Spy Extreme」の「CPU score」は、Ryzen 9 3900Xとの比較で約26%、Core i9-9900Kとの比較では7割以上も上回る。その影響もあり、総合スコアもRyzen 9 3950X、Ryzen 9 3900X、Core i9-9900Kの順に並んでいる。また「Time Spy」では差は縮まるものの「CPU score」の傾向は同じだった。
続いて「Fire Strike」系のスコアを確認すると、「Physics score」の傾向は「Time Spy」系の「CPU score」と同様。CPUの違いにより、「Graphics score」が大きく変動することもなく、総合スコアもRyzen 9 3950X、Ryzen 9 3900X、Core i9-9900Kの順にきれいに並んでいる。