エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.801
2019.11.25 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
続いて編集部に届けられたRyzen Threadripper 3960Xの外観をチェックしていこう。Socket TR4からSocket sTRX4にソケットが変更された第3世代Ryzen Threadripperシリーズだが、外観からその違いを確認することはできなかった。CPU本体は、実測約75×60mmの超大型サイズで、周囲にはオレンジ色のキャリアフレームを実装している。またマザーボードのソケット設計にも変わりはなく、フレームの溝にキャリアフレームを差し込み、カバーを3箇所のトルクスネジで固定する方式のため、ソケット自体にふれることなくCPUを搭載できる。
ヒートスプレッダのサイズなども変更なし。ソケット周りも同じため、冷却性能さえ十分ならCPUクーラーは従来のものがそのまま流用できる |
Intel LGAシリーズと同じくマザーボードのソケット側にコンタクトピンがあるため、CPUの裏面には接点がズラリ並ぶ |
CPUソケットの形状や、装着方法にも変更はなし。可能な限りピンに触らず作業ができるよう配慮されている |
金属製のカバーは、CPUに付属するトルクスドライバーで、1→2→3の順で締め付ける |