エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.808
2019.12.14 更新
文:松野 将太/撮影:松枝 清顕
メモリスロットはデュアルチャネル対応のDDR4x4本。最大容量は128GBで、動作クロックはDDR4-4600とかなりの高クロックへの対応をうたう。スロットは独立した回路やシールドにより、高周波数時でも極力ノイズを抑えるよう設計された「DDR4 Boost」。いずれのスロットも両ラッチ仕様となっている。
メモリスロットは4本。いずれも両ラッチ仕様で、CPU側からA1/A2/B1/B2の並び。優先スロットはA2/B2 |
「Click BIOS 5」のDRAM Frequency」を見ると、1,600~6,000MHzの幅広い設定が用意されている |
近年のAMDマザーボードらしく、XMP 2.0プロファイルの読み込みも可能だ |
ストレージインターフェイスはPCI-Express 3.0/4.0(x4)に対応するM.2 22110×1と、PCI-Express 3.0/4.0(x4)/SATAに対応するM.2 2280×2の「Lightning Gen4 M.2」スロット3基に加え、SATA3.0(6Gbps)コネクタを4つ搭載。M.2ヒートシンクは個別に取り外し可能な「M.2 Shield Frozr」をすべてのスロットに備えており、PCI-Express 4.0のSSDを複数枚使うような場合も非常に扱いやすい。SATA3.0(6Gbps)コネクターが4つは少ないようにも感じるが、これはむしろM.2 SSDが隆盛を迎えている昨今の自作事情を反映させた仕様と言っていいだろう。
合計3基の「Lightning Gen4 M.2」スロットは、拡張スロットの直上に配置されている |
ヒートシンク「M.2 Shield Frozr」はすべて個別に取り外し可能。製品によってはすべてのスロットのヒートシンクがまとめて1枚のプレートになっているような場合もあるが、利便性はこちらのほうが高い | ヒートシンク背面にはサーマルパッドが貼り付けられている |
最上段の「Lightning M.2」は、CPUに直結されるためPCI-Express 4.0または3.0のみの対応となる | 下段の2スロットはSATA接続のM.2 SSDにも対応 |
SATAコネクタは4基のみと少なめ |