エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.812
2019.12.23 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕
製品の魅力である高い耐久性、それを支えるのがハイエンド同等のコンポーネントで構成された電源回路だ |
ここからは、「B450 Steel Legend」の外観や機能を、画像を中心に駆け足でチェックしていこう。まずは耐久性の高さを象徴する6フェーズ構成の電源回路だ。
フェーズ数がやや控えめに感じるかもしれないが、これは実装部品を減らしつつ実装面積を広く確保するという、サーバー向けマザーボードなどに採用される設計アプローチ。そしてそれらを構成するコンポーネントには、前述の通りハイエンド製品向けの部材が使われている。
電源回路のヒートシンクは、それぞれ独立したツーブロック構成。放熱効率を高める形状を採用、隣接するI/Oカバー上にはRGBイルミネーションが内蔵されている |
飽和電流を最大3倍に増加させる「60Aプレミアム パワーチョーク」、12,000時間以上の寿命をもつ「ニチコン12Kブラックコンデンサ」を採用。補助電源回路は8pin×1で、PWMコントローラはuPI「uP9505P」を実装する |
PCBは湿度に強い「高密度ガラス繊維PCB」を採用、内部には放熱性を向上させる「2オンス銅箔層」を備えている |
分厚いアルミ製のチップセットヒートシンク。基板上には2ヶ所でネジ留めされており、外周に沿うようにRGBイルミネーションが内蔵されている |
チップセットはAMD 400シリーズの普及価格帯向けチップ「AMD B450」を搭載。BIOSアップで第3世代Ryzenをサポート(製品には適用済み)するが、旧世代チップのためPCI-Express4.0には対応しない |