エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.815
2019.12.29 更新
文:松野 将太/撮影:松枝 清顕
実際のゲームでのフレームレートも確認しておこう。まずは人気のサバイバルシューター「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」だ。描画品質は“ウルトラ”、解像度は1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3種類。フルスクリーン設定で、マップ「Erangel」のリプレイ再生時の1分間のフレームレートを「OCAT」で計測した。
フルHD解像度では平均フレームレートがどちらの環境でも75fps前後で、60fpsを上回るまずまずの結果。最小フレームレートは約51fpsで、もともと描画品質の割にフレームレートが出にくいタイトルではあるので、プレイするなら画質の調整は入れたほうが良さそうだ。描画品質を下げれば平均90fpsは狙えるため、高リフレッシュレートのディスプレイと合わせての利用も選択肢に入ってくる。WQHD解像度での平均フレームレートは約50fpsで、4K解像度での平均は25fps。フルHDでのプレイを想定しておくのが無難だろう。
続いてDirectX 11対応タイトルの「Far Cry New Dawn」を試してみよう。画質は“最高”で、解像度は1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3種類。ゲーム内ベンチマークモードを利用し、平均フレームレートと最小フレームレートを取得した。
WQHD解像度では平均フレームレートがわずかに60fpsを切ってしまうことからも、WQHD解像度かつ高画質でゲームをプレイするにはパフォーマンスの壁があることが分かる。フルHD解像度であれば、最高画質でも最小フレームレートが60fpsを上回る良好な結果が得られた。平均フレームレートも80fpsと十分な値で、問題なくゲームを堪能できる。