エルミタ的「編集部で使ってみた」
2020.01.06 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
玄人志向「GF-GT710-E1GB/LP/P」 実勢価格税込3,980円前後(2020年1月現在) 製品情報(玄人志向) |
ここからは、今回テストに使用するグラフィックスカードについて簡単に紹介していこう。ひとつめの「GF-GT710-E1GB/LP/P」は、税込3,000円台から購入できる低価格が魅力のグラフィックスカード。GPUには製造プロセス28nm、Keplerアーキテクチャを採用するローエンドNVIDIA「GeForce GT 710」を搭載する。
主なスペックはCUDAコア数192基、コアクロック954MHz、メモリクロック5,000MHz、メモリバス幅は64bitで、GDDR5 1GBのビデオメモリを搭載。VGAクーラーは1スロット厚のアクティブクーラーで、出力インターフェイスはHDMIx1、DVI-D×1、D-Sub×1の3系統を備える。
バスインターフェイスはPCI-Express2.0(x8/x16形状)、補助電源コネクタは不要。カードサイズは幅69mm、長さ145mm、厚さ20.7mmの超コンパクトサイズで、ロープロファイルにも対応。なお消費電力は公表されていないが、GeForce GT 710のリファレンスモデルは19Wとされ、特にコンパクトPCや省電力性を重視するユーザーには気になる存在だろう。
今現在入手できるグラフィックスカードの中では間違いなく最小クラスの「GF-GT710-E1GB/LP/P」。拡張スロットさえあれば、どんなPCケースでも搭載できるはずだ |
バスインターフェイスはPCI-Express2.0(x8)だが、端子部分の形状はx16 |
出力インターフェイスはD-Subx1、HDMIx1、DVI-Dx1の3系統。ロープロファイルブラケットを使用した場合でも2スロットを専有するが、全ての出力インターフェイスが利用可能 |
ビデオメモリは容量1GBだが、GeForce GT 710では珍しく高速なGDDR5を使用している |