エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.817
2020.01.11 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
ここからは、「AORUS GPC-01R」を構成する各種パーツを順番に確認していきたい。まずは「AORUS GAMING PC」シリーズ共通でPCケースに採用されている、ミドルタワーの「AORUS C300 GLASS」だ。
サイドに4mm厚の強化ガラスを備えた魅せる仕様のPCケースで、非対称デザインのフロントフェイスと電源カバー(シュラウド)には、アドレサブル対応のRGB LEDを内蔵。不要な配線を隠しつつ、搭載パーツのビジュアルが最大限に楽しめる仕様になっている。
シリーズ共通の“顔”に採用されている、「AORUS」ブランドのミドルタワーケース。サイドは強化ガラスパネルで、「RGB Fusion 2.0」対応のイルミネーションも内蔵している |
トップは広く通気口として解放されており、マグネット式の防塵フィルターを装備。フロントにも、簡単に引き出してメンテナンスできる防塵フィルターを備えている |
トップを大きく開放した高冷却志向の設計で、最大400mmのグラフィックスカードに対応するなど、余裕の拡張性を備えたモデル。トレンドを押さえたデザインだけでなく、実用面でも申し分のない性能をもったPCケースだ。
ちなみにメーカーのGIGABYTEによれば、「一般向けには流通していないモデルだが、毎週必ずユーザーから販売に関する問い合わせを受ける」という。こうした特別なパーツで構成されている点も「AORUS GAMING PC」の魅力と言える。
PCケースの外形寸法は、幅211mm、奥行き458mm、高さ469mm。フロントI/Oは、USB3.0×2、USB3.1 Gen.2 Type-C×1、HDMI×1、オーディオ入出力を備えている |
続いて「AORUS C300 GLASS」のサイドパネルを取り外し、「AORUS GPC-01R」の内部構造を観察する。次項から、マシンを構成する注目パーツをエリアごとにチェックしていこう。
どのような特徴をもつパーツで構成されているのか、それぞれを個別に確認しよう |