エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.823
2020.01.28 更新
文:こまめ
実際のゲームの快適さを計測する「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ」の公式ベンチマークソフトについては、1,920×1,080ドットで計測を行なった。
意外だったのは画質設定が「高品質(ノートPC)」で、快適に遊べる目安の平均60fpsをクリアしていたことだ。本来はゲーム向けの機種ではないが、中規模クラスのゲームであれば十分余裕をもって楽しめるだろう。
「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ」よりも負荷の高い「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」の結果は以下のとおり。テストは1,920×1,080ドットのフルスクリーンで実施している。
さすがに重量級のタイトルだけあって、快適に遊べるとは言い難い結果だ。「軽量品質」での評価自体は「普通」ではあるが、フレームレートは平均30fps前後であり、快適さの目安となる平均60fpsの半分程度。重いゲームについては過度な期待は禁物だ。
ちなみにベンチマーク中のCPUとGPUの平均温度を計測したところ、CPUは80℃、GPUは70℃だった。平均値だけを見ればそれほど熱は高くないのだが、ただCPUについては90℃を上回る場面が何度かあり、そのたびにCPUクロックがガクッと下がっている。クリエイティブな用途向けということでゲーミングノートPCのように連続して高いパフォーマンスを維持できるわけではなく、比較的短時間で高いパフォーマンスを維持するようにチューニングされているのかもしれない。