エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.825
2020.02.02 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕
メモリスロットは、最大4,666MHz動作をサポートする、クアッドチャネル対応のDDR4×8本を実装。容量は最大256GB(32GB×8)まで増設可能であり、一般的なコンシューマ向け製品に比べ倍以上のメモリ環境を構築できる。コンタクトピンは腐食に強い「15μゴールドコンタクト」仕様で、高い耐久性も特徴だ。
CPUソケット左側に実装されたメモリスロットは、ソケット側からDDR4_C1/C2/D1/D2の順に並んでいる。なお、ラッチは片側のみに設けられていた |
CPUソケット右側のスロットは、ソケット側からDDR4_A1/A2/B1/B2の順で実装。いずれもソケットピンは「15μゴールドコンタクト」仕様で、耐久性に優れたスロットだ |
左右4本ずつ実装されたメモリスロットには、それぞれ専用の電源回路が実装されている |
UEFI画面を確認したところ、1,866~6,000MHzまでのメモリクロック設定が用意されていた |
合計88レーン(CPU:72/マザーボード:16)もの圧倒的なPCI-Express4.0レーンを備える、第3世代Ryzen Threadripperシリーズ。「TRX40 Taichi」の拡張スロットは、PCI-Express4.0(x16)が3基、PCI-Express4.0(x1)が1基という構成だ。やや控えめに感じるスロット本数は、ATXフォームファクタであることを考えれば妥当だろう。マルチGPUは、3-Way CrossFireX/3-Way SLIをサポートしている。
また、グラフィックスカード用を想定したPCI-Express4.0(x16)スロットには、外装を金属で補強し、はんだ接点を強化した「PCI-E Steel Slot」を採用。コンタクトピンは、メモリスロット同様に高耐久な「15μゴールドコンタクト」仕様になっている。
拡張スロットは4基のみ。「PCI-E Steel Slot」仕様のPCI-Express4.0(x16)が3基、PCI-Express4.0(x1)を1基備えている |