エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.825
2020.02.02 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕
ストレージ搭載能力は、「TRX40 Taichi」を語る上で大きなトピックになる要素だ。M.2スロットは、PCI-Express4.0(x4)接続に対応する「Hyper M.2」をデュアル実装。いずれもマザーボードの下半分を覆う、チップセットカバー一体型のヒートシンク「Heatsink Armor」で冷却され、サーマルスロットリングを防ぐ仕様になっている。
PCI-Express4.0(x4)接続の「Hyper M.2」スロットを上下で2基備えている |
M.2 2280フォームファクタに対応する、PCI-Express4.0(x4)接続の「M2_1」スロット | 下部の「M2_2」スロットはM.2 22110フォームファクタをサポート。PCI-Express4.0(x4)およびSATA3.0(6Gbps)接続に対応している |
チップセット用ヒートシンクと一体化した「Heatsink Armor」。高発熱のコントローラを効果的に冷却し、サーマルスロットリングを防いでくれる |
SATA3.0(6Gbps)ポートは、チップセット横とボトムの2箇所に分かれて合計8ポートを搭載。RAID 0/1/10をサポートしている |
「TRX40 Taichi」のトピックでもある、M.2 SSD拡張カードの「Hyper Quad M.2カード」。カードサイズは幅111.7mm、奥行き243.8mmで、内部に4台のSSDを収めることができる |
そして特大のオマケ要素として、PCI-Express4.0(x4)接続のNVMe SSDを4台搭載可能な、PCI-Express4.0(x16)の拡張カード「Hyper Quad M.2カード」が付属。「Hyper M.2」スロットと合わせ、合計で6台を搭載できる。ヒートシンク代わりのアルミフレームと内蔵ファンを備え、冷却対策にも抜かりはない。
ヒートシンクとして機能するアルミフレームと冷却ファン、予備電源用の6pinコネクタを備える。SSDの接続状況やファン速度の変更は、OS上から設定可能だ |