エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.829
2020.02.13 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕
次はゲーム系のベンチマークソフトから、人気MMO RPGタイトル「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ」の公式ベンチマークテストを実行する。描画品質は“最高品質”で、解像度は1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3パターンを選択。それぞれのスコアを見ていこう。
7,000以上で“非常に快適”とされるスコアを確認してみると、フルHDとWQHD解像度で楽々と上回り、4K解像度でも“とても快適”という結果に。やや軽めのゲームであれば、ある程度贅沢な環境を選んでも問題なさそうだ。
さらに出力レポートをチェックすると、平均フレームレートはフルHDで115fps、WQHD解像度でも84fpsをマーク。Radeon RX 5700が想定する1,440pでの快適プレイを達成しつつ、フルHD環境では高リフレッシュレート液晶の性能も十分に引き出せるだろう。
次は、重量級のタイトルである「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」のベンチマークテストを動作させる。描画品質は“高画質”解像度は1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3パターンを選択した。
フルHD解像度で“快適”、WQHD解像度で“やや快適”と、GPUが想定する主戦場では十分な性能が発揮できている。かなりの重量級タイトルであっても、1,440pクラスの解像度であれば、標準的な動作が見込めるようだ。その一方で4K解像度では“普通”まで落ち込むため、不満を感じた際は設定変更を検討する必要がある。
ここからは、実際のゲームプレイ時のパフォーマンスを検証していく。まずは人気バトルロイヤルゲームの「Apex Legends」だ。画質に関する設定をすべて最大にセットし、解像度を1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3パターンに設定。プレイ中のフレームレートを計測した。
4K解像度でも平均フレームレートが60fpsを上回っており、高画質設定でも幅広い解像度設定で「Apex Legends」の快適プレイが可能だ。WQHD解像度でも最大130fps、平均114fpsをマークしており、144Hz/120Hz級の高リフレッシュレート液晶の性能を引き出すこともできる。