ベンチマークテスト：ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ

ここからは、実際のゲームに即したベンチマークソフトでのチェックを実施していく。人気のMMO RPGの最新アップデート版「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ」の公式ベンチマークテスト結果をみていこう。

ここで優位に立ったのは、「Core i5-9400F」だ。フルHD解像度とWQHD解像度で約5～6％ほどと、これまでのテストと比較して大きめの差がついており、「Ryzen 5 3500」はすべてのテストで若干だが後れを取る形となった。4K解像度のテストでは差が縮まっているが、これはおそらくGPU性能がボトルネックになっているためで、「Ryzen 5 3500」の性能に起因する成果とは言えない。こういったタイトルもある、程度に考えておくといいだろう。

ベンチマークテスト：PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS

実際のゲームでのフレームレートも確認しておこう。使用するタイトルは「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」で、画質プリセットは“ウルトラ”、解像度はこれまで同様1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3種類。マップ「Erangel」のリプレイ再生時の1分間のフレームレートを「Fraps」で計測した。

ここまでのゲームベンチマークはすべて総合スコアを元にしたベンチマークだったが、実際のフレームレートを見てみると、2～3fps前後で結果が拮抗している両者の実力伯仲ぶりがよくわかる。平均フレームレートの差はどの解像度でも最大で2fps程度。しかし、2,560×1,440ドット以上の高解像度環境では「Ryzen 5 3500」が「Core i5-9400F」を上回るスコアを記録。パフォーマンスの高さを見せつける結果となった。