エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.837
2020.03.03 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
CHUWI「UBook」は昨年末よりAmazonで販売がスタートした、2-in-1タブレットPC。難しいことはさておき、売価の税込32,500円(2020年1月現在)はかなりお手頃。この手の製品が気になる貴兄なら、思わずポチってしまうガジェットではないだろうか。
CHUWI「UBook」(型番:CW-Ubook) Amazon販売価格税込32,500円(2019年11月発売) 製品情報(CHUWI) |
さらに難しいことはさておき、「UBook」(11.6型)に惹かれるのはその外観。キックスタンドを備えた立ち姿は、「Surface」を意識せざるを得ず、わけもなくスマートでカッコイイ。「中華タブレット」と言われればネガティブなイメージだが、「Surface Go」(10型)に似たスタイルは、その気になれること請け合い。所有欲を満たすには十分だ。
さて詳細検証に入る前にCHUWI「UBook」シリーズのラインナップを紹介しておこう。液晶サイズは、今回の主役である11.6型モデルに加えて、一回り大きい12.3型モデル「UBook Pro」が用意されている。いずれもU字型のキックスタンドを備え、「タブレットモード」と「ビューモード」の使い分けが可能。さらに別売りの「キーボードドック」を購入すれば、キーボードとタッチパッドによる操作ができる「ノートPCモード」にも対応する。
11.6型モデルは、格安ノートPCでの採用例が多い、Intel Celeron N4100(4コア/4スレッド/定格1.10GHz/バースト時2.40GHz/キャッシュ4MB/TDP6W)の1機種のみ。液晶はアスペクト比16:9、解像度1,920×1,080ドットのIPS方式で、タッチ操作だけでなく、1,024段階の筆圧感知ペン(別売り)による入力も可能だ。
飾り気のないシンプルな紙製パッケージ。寸法は実測で横370mm、縦225mm、高さ50mm |
主なスペックはメモリがLPDDR4 8GB、ストレージは256GB SSD、カメラはフロント200万画素、リア500万画素で、ネットワークはIEEE 802.11ac/a/b/g/n無線LANとBluetoothを搭載する。本体サイズは幅179.3mm、高さ290.4mm、厚さ9mm、重量810g。
12.3型液晶を採用する「UBook Pro」。CPUにIntel Core m3-8100Yを搭載する上位モデルが用意されるほか、4,096段階の筆圧感知機能に対応。お絵かきタブレットとして使うならこちらがオススメだ |
12.3型の「UBook Pro」は、Celeron N4100モデルに加え、Intel Core m3-8100Y(2コア/4スレッド/定格1.10GHz/TB時3.40GHz/スマートキャッシュ4MB/TDP5W)を搭載する上位モデルの2機種がラインナップ。ただし原稿執筆時点(2020年2月28日)、Amazonで販売が確認できたのは後者のみ。なお価格は税込55,800円だった。
いずれも液晶はアスペクト比3:2、解像度1,920×1,280ドットのIPS方式で、タッチ操作や4,096段階の筆圧感知ペン(別売り)による入力に対応。メモリはLPDDR3 8GB、ストレージは256GB SSD、カメラはフロント200万画素、リア500万画素で、ネットワークはIEEE 802.11ac/a/b/g/n無線LANとBluetoothを搭載する。本体サイズは幅207mm、高さ292mm、厚さ9mm、重量785g。