エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.839
2020.03.09 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
その他のイルミネーションを引き立たせるため、光るギミックなどは一切なし。“目立たない事”にこだわったステルスなデザインが特徴だ |
ここからは編集部に届けられた評価サンプルをパッケージより取り出し、外観スタイルから検証を進めていこう。ヒートシンクの厚さは27mmで、冷却ファンには厚さ14mmのスリム92mm口径ファン「NF-A9x14 HS-PWM chromax.black」を採用。これにより、Socket AM4対応クーラーでは最薄クラスとなる、全高わずか37mmの超ロープロファイルデザインを実現している。
放熱面積をギリギリまで高めるため、92mm角の冷却ファンよりわずかに大きい長方形ヒートシンクを採用。なお周辺コンポーネントとの干渉については、取り付けセッションで確認をする |
ヒートシンクの両側には保護用のメタルカバーを実装 |
全高わずか37mmの超ロープロファイルデザイン。ヒートシンクは冷却ファンより左右とも実測で約6mm大きかった(ヒートパイプの出っ張りは除く) |
冷却ファンのコネクタは4pin PWM。最近のマザーボードには高性能なファンコントローラが実装されているため、CPU温度に合わせて手動で細かく制御することもできる |
ニッケルメッキを施した鏡面仕上げの銅製受熱ベース。サイズは実測で約40mm角の正方形だ |
フィンピッチは実測約1mm、フィンの厚さは約0.5mmで、フィンの枚数は67枚(両側のメタルカバー除く)。フィンは剛性に優れ、ちょっと力を加えた程度で曲がる心配はない |
受熱ベースにはφ6mmヒートパイプを2本搭載。ヒートシンクの内部でUの字に実装され、ヒートシンク全体に効率よく熱を拡散する仕組み |
厚さ14mmの92mm口径ファン「NF-A9x14 HS-PWM chromax.black」。インペラ数は9枚で、コネクタケーブルの長さは約20cm(コネクタ含まず) |