エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.839
2020.03.09 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
続いて、テスト用に用意したMini-ITXマザーボードGIGABYTE「B450 I AOURS PRO WIFI」に、「NH-L9a-AM4 chromax.black」搭載してみることにしよう。もともとマザーボードに実装されていたリテンションを取り外す必要はあるものの、その手順はシンプル。マニュアルを見なくても、数分で完了することができるだろう。
前準備として、マザーボードに実装されていたリテンション(及びバックプレート)を取り外しておく |
「NM-ABP4 backplate」をリテンションが実装されていた四隅のホールに合わせて配置 | 「NM-ABT1 mounting screws」を使いCPUクーラーを固定 |
4本の「NM-ABT1 mounting screws」でCPUクーラーを軽く固定した後は、均等にテンションが掛かるよう対角線に締め付けていく |
CPUクーラーの固定が完了したら冷却ファンの4pinコネクタを接続するのを忘れずに |
実際の冷却性能を確認する前に、メモリスロットや拡張スロットのクリアランスをチェックしておこう。「NH-L9a-AM4 chromax.black」のヒートシンクサイズは幅114mm、奥行き92mmとされているが、メモリスロットとの干渉はなし。大型のヒートスプレッダを搭載したメモリでもまったく問題なく共存できる。
またPCI-Express3.0(x16)スロットはもちろん、GIGABYTE「B450 I AORUS PRO WIFI」ではCPUソケットの直下に配置されたM.2スロットとのクリアランスもしっかりと確保。CPUクーラーを取り付けたあとでも、M.2 SSDの着脱作業は余裕を持って行うことができた。
どの方向から見てもメモリスロットや拡張スロットに干渉しない「NH-L9a-AM4 chromax.black」。よほど特殊な設計のマザーボードでない限り、互換性が問題になることはないだろう |