エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.847
2020.04.02 更新
文:撮影・pepe
メインメモリには、DDR4-3200MHz駆動の16GB(8GB×2)を搭載。AMD Ryzenシリーズの性能を引き出す高クロック動作と、余裕のある容量で軽快なタスク処理を期待できる。
評価機にはCrucialの8GBモジュール「CT8G4DFS832A」を実装、動作クロックはDDR4-3200MHz、動作電圧は定格の1.20V |
グラフィックスカードには、最新の7nmプロセスによるRDNAアーキテクチャ採用のハイエンドモデルRadeon RX 5700を搭載。グラフィックス性能にほとんど影響を与えない高画質化技術「Radeon Image Sharpening」、ディスプレイに表示されるデバイスの入力遅延を最大31%低減する「Radeon Anti-Lag」等の最新のテクノロジーに対応し、快適なゲームプレイが可能だ。また、クーラーは2スロット占有の外排気クーラーを備えるリファレンスデザイン、補助電源コネクタは8Pin+6Pin仕様、出力インターフェースはHDMI×1、DisplayPort×3を備える。
評価機にはAMDのリファレンスデザインとなるMSI製のRadeon RX 5700が採用されていた |
CドライブとなるメインストレージにはSATA3.0接続となる容量512GBのM.2 2280 SSDを、Dドライブはデータ保存用として1TBの3.5インチHDDが標準搭載される。流行りからするとCドライブはNVMe対応のSSDが搭載されることが多いが、一般的な処理速度の体感差等を踏まえ、コストパフォーマンスを重視した選択になっている。
Cドライブには、容量512GB、SATA3.0接続となるADATA「ASU800NS38-512GTS-C」 |
Dドライブには、容量1TBのWestern Digital「WD10EZEX」が採用される |
オプション扱いが多くなってきた光学ドライブだが、「ENTA-GR38XRX57-192」にはスリムタイプのDVDスーパーマルチドライブが標準搭載されている。フルサイズの光学ドライブと比較するとそのコンパクトさは一目瞭然、またベゼル部分もケースフロントのパネル部分と同じデザインのため、ドライブ部分が浮かずにデザインが統一されているのが嬉しい。
評価機に搭載される光学ドライブはLGの「HL-DT-ST DVDRAM GUD1N」 |
電源ユニットには、80PLUS BRONZE認証を取得した700W出力の静音電源ユニットが採用されている。電源ケーブルはユニットに固定される直付けタイプだ。直付けタイプはケーブルの取り回しや処理が煩雑になりがちだが、裏配線スペースと仕切りによって上手くまとめられているのが分かる。
700W静音電源ユニットはケーブル直付けタイプ | 裏配線スペースを活用してケーブルは上手くまとめられている |