エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.847
2020.04.02 更新
文:撮影・pepe
構成を確認したところでいよいよ「ENTA-GR38XRX57-192」のベンチマークテストに入ろう。
「CPU-Z 1.91.0」でCPUを確認すると、8コア16スレッドのAMD Ryzen 7 3800X、マザーボードはASUSの「PRIME B450M-A」だが、製造メーカーは「MouseComputer Co.Ltd.」となっている |
メモリはCrucialの16GB(8GB×2枚)、動作クロックはDDR4-3200MHz、動作電圧は1.20V |
最初は定番のCGレンダリングソフトである「CINEBENCH R20/R15」を使い、8コア/16スレッドに対応するAMD Ryzen 7 3800Xの実力を確認していこう。
「CINEBENCH R20」はシングルコアが523cb、マルチコアが5,056cb。「CINEBENCH R15」はシングルコアが212cb、マルチコアが2,228cbという結果になった。第3世代Ryzenでシングルコア性能が最適化され、マルチコアではそのまま8コア/16スレッドのコア数に応じた圧倒的なスコアを記録している。一般的なホームユースはもちろん、オフィス用途やマルチメディア用途において高速な処理性能を発揮することができる。
CドライブにはSATA3.0接続となる容量512GBのM.2 SSDが搭載されている。ここでは「CrystalDiskMark 7.0.0」を使用して1GiBから64GiBまでデータサイズごとにシーケンシャルおよびランダム性能を測定した。
ASU800NS38-512GTS-C【1GiB】 | ASU800NS38-512GTS-C【2GiB】 |
ASU800NS38-512GTS-C【4GiB】 | ASU800NS38-512GTS-C【8GiB】 |
ASU800NS38-512GTS-C【16GiB】 | ASU800NS38-512GTS-C【32GiB】 |
ASU800NS38-512GTS-C【64GiB】 |
データサイズ1GiBから64GiBまで全域でシーケンシャルReadおよびWrite共に500MB/sを超えている。またランダムアクセスも性能は高くOS起動をはじめとするアプリケーションのレスポンスも良く、最新のNVMe対応ではないがストレージパフォーマンスは申し分ない。