エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.848
2020.04.04 更新
文:/撮影・pepe
「TUF GAMING VG279QM」には、あらかじめプロファイルがプリセット搭載されている。風景画像の表示に適した「Scenery Mode」、レースゲーム向け「Racing Mode」、動画鑑賞向け「Cinema Mode」、RTS/RPGゲーム向け「RTS/RPG Mode」、FPSゲーム向け「FPS Mode」、sRGB画像の表示に向いた「sRGB Mode」、MOBAゲーム向け「MOBA Mode」の計7種類で、モードを切り替えるだけで素早く輝度やコントラストなどの設定が変更できる。
それぞれのモードは便宜上のネーミングが与えられているが、それ専用という訳ではなく、実際の見え方や視認性には個人差があるため、シーンや状況に応じて使いやすいモードを変更、加えて「Color」や「Image」といった項目から個別にカスタマイズすると良いだろう。
Racing Mode | Scenery Mode |
Cinema Mode | RTS/RPG Mode |
FPS Mode | sRGB Mode |
MOBA Mode |
クロスヘアやタイマー、FPSカウンターなどを表示する「GamePlus」 |
ゲーマー向けの支援機能「GamePlus」には、トレーニング用のクロスヘア、カウントダウンタイマー、フレームレートを表示するFPSカウンター、複数のディスプレイを並べる際に位置合わせに使うガイド、トレーニング用のスナイパー機能を搭載している。なおOSDのデフォルト設定では先ほど紹介した7つのプロファイルがプリセットされた「GameVisual」と共にショートカットキー1と2にそれぞれ割り当てられており、OSDメインメニューに入らず素早く設定することができる。
トレーニング用のクロスヘアは色違いを含め6種 |
カウントダウンタイマーは表示後、5方向ジョイスティックで表示位置を移動することができる | FPSカウンターは、設定したリフレッシュレートとリアルタイムのフレームレートを表示することができる |
複数ディスプレイの位置合わせに使うガイド表示 | スナイパー機能は画面中央を1.5、1.7、2.0倍と拡大率を選択することができる |
中央部分が選択した倍率で拡大される |
クロスヘアやスナイパー機能は、いずれもトレーニング用であるため、使用する際は十分に配慮したほうがいいだろう。これらのショートカットは、ショートカットキー1、ショートカットキー2へ、それぞれ任意で各種設定を割り当てることができOSDメニュー内から変更可能だ。
通常のOSDメニューからショートカット機能の割り当てを変更することができる |